東日本橋の焼肉店で大切にしているのは接客です。接客をそこまで大事にしなくても、食事がおいしくいただけるのであれば構わないのでは?と考える方もいると思いますが、店側はそのようには思っていません。店側としては、接客こそ店のポリシーが反映されやすいと考えており、スタッフ全員の指導に当たっているようです。接客といっても、店の方向性があり、明るく元気のいい接客をしているところもあれば、どちらかというと落ち着いた雰囲気でお客様から声がかかるまではあえて接客をしないような店、一方で足りないものやお客様が求めているものを事前にキャッチし、声掛けを欠かさない店などがあります。
この接客の方向性というのは、どれが正しいというわけでもありませんし、どれが正しくないともいいきれないものがあります。それは、私たちお店を利用する側がどのような接客を求めているか好みがあるからです。当然、東日本橋の焼肉店を訪れるお客様にも同じことがいえるのです。ただ、ひとつだけいえることは、店としての接客のポリシーがない場合はスタッフによって接客態度にバラつきがあり、まとまりがないと思われる点です。
「接客のポリシーがない=店としてのこだわりがない」というと、大げさだと思われるかもしれませんが、あらゆる店を利用しているとなんとなく理解できます。おいしいメニューを提供するだけではお客様が継続して集まらないことは確かであり、東日本橋という場所の店であればいくらでも他のお店に流れていきます。安定した接客こそがお客様に何度もリピートしてもらう鍵のようなものであり、このことに気が付いている店はスタッフの指導にも当然力を入れています。
また、スタッフの入れ替わりが激しい店というのもだいたい接客指導がいき届いていないことが多く、指導途中の段階でスタッフが退職するというパターンになっていることもあります。辞める理由はそれぞれあるのでしょうけど、しっかりした店でお客様のことを考えながらもスタッフに期待を持って指導をしている店であれば、そこまで入れ替わりが激しくなるようなことはありません。そのため、いつ行ってもだいたい同じようなスタッフが対応してくれますし、接客態度も安定したものがあります。
入店した日にいきなりオーダーを取りにいかせて、店のこともまだ分かっていないのにお客様の対応をさせる。お店のことを分かっていないため、当然即答もできませんし、お客様を待たせることになってしまいます。待っているお客様は1回や2回ならまだしも、何をいっても待たされるとなればストレスになりますし、もっと分かっているスタッフに対応して欲しいとなるはずです。東日本橋にある焼肉店で人気のある店は接客態度についてかなり気を配っています。それは、東京駅から近い場所であるため、魅力的な店が多く、競争の激しいエリアであるためです。
「穴場的なお店がある」と聞くと多くの人はその店にいってみたいとなりますが、東日本橋の焼肉店にはそのようなたたずまいの店が多く、ちょっと見た感じでは焼肉店と思えないような外観となっています。大事なイベント時に利用したい店というのは、一定の高級感が必要であり、おいしい食事が食べられて、素晴らしい接客のできる店でしょう。これら複数の点でお客様から見て合格点となるような店でなければ、競争の激しいエリアで勝ち残ってはいけないと思われます。店のポリシーがはっきりしており、お客様に直接対応するスタッフの接客がしっかりしている店、このような店でなければ一度来店したとしても次は他の店へと流れてしまうのです。東日本橋の焼肉店の接客はどのようなポリシーを持って行われているか、店によって違いが出るでしょう。